スリップカバーショルダーとスリップバッグ。どっちがいい? 

アマゾン店担当者です。

折角折り畳み自転車を手に入れたのであれば車に積んで、電車で、と遠くに行きたい気分になるもんです。
しかし公共機関である電車に持ち込む場合はいくつかのルールがありますよね。

混雑時は避ける(乗車拒否される場合もあるとか。されなくても周囲からは冷ややかな視線を浴びるでしょう・・・)といった倫理的な事はさておき、「タイヤやチェーンの汚れで周囲に迷惑をかけない」「剥き出しの金属部品で他者を傷つけない」ってな事にも気を配る必要はあるわけで、実際のところ袋に入れなきゃ持ち込み不可、ってのが大抵の鉄道会社の規則に載ってるはずです。まぁこれも規則以前に常識的なことですが。

DAHONに限らずTern、STRIDAといった各折り畳み自転車メーカーは輪行に関するアイテムも当然発売されているわけで、本日はそんな中のDAHON社「スリップカバーショルダー」と「スリップバッグ」のご紹介です。一体何が違うの?といったお問い合わせもいただいた事がありますので、参考になれば幸いです。

まぁ両方似たようなもんなんですが、簡単に言えば車体を包む方法が違うというか、文字通り「カバー」として被せて使用するか「バッグ」として自転車を中に入れるかの違いです。

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これはスリップカバーショルダー。
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こんな感じで2本のベルトを車体に通して・・・
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上からカバーを被せます。
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裾を絞って・・・
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余ってる部分をマジックテープでタイトにして・・・
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出来上がり。真ん中が少し空いてますので、そこで車体を直接持ちましょう。(ショルダーベルトは補助的なものとして使用)

一方、スリップバッグはこんな感じ。
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そこそこ開口部分が広いので比較的楽な部類かな?

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スリップカバーショルダーと同じようにベルトを通して・・・
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ジッパーを上げて完了。
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こんな感じ。

試してみた結果、スリップカバーショルダーの方が私としては好みでした。が、車に積むならバッグの方が良いかもしれませんね。バッグは袋状になってますからタイヤで車内が汚れませんし。私は気にしませんので、カバーの方を買うと思います。

しかしこういったものは試してみないと分からない事もあるもんですね。また機会があれば実際に使用したインプレッションをしたいと思います。mu SLXがいつ組み上がるかはわかりませんが・・・

因みにスリップカバーショルダーには16インチ用、20インチ用、26インチ用が、スリップバッグには20インチ用と26インチ用が存在します。ご検討の方はお気を付け下さいませ。